ブリーダ・ケヴィル

パット・オコナー

クレア・ケヴィル

デイヴ・フリン

ヘレン・ヘイズ

ブラックバードミュージックのCDカタログ

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Breda Keville (ブリーダ・ケヴィル) The Hop Down                          2006年発売
価格: \ 2,500- 
ブリーダ・ケヴィルは、ゴールウェイ州ヘッドフォード出身の若きフィドル奏者。
演奏スタイルはもとより、一曲一曲に秘められたアクセント、ゴールウェイの巨匠パディー・ファヒーの名曲を始めとしたセンス光る選曲など、地域色を強く意識した美しい仕上がりのアルバム。
アルバムの半分以上がフィドルのソロトラックで占められており、フィドルの持つ音色を存分に楽しませてくれる。歌い手としての才能もうかがえ、アルバムには3トラックの歌が収録されている。
ゲストに姉でコンサーティーナ奏者のクレア・ケヴィル、リアム・ルイス(フィドル)、テレンス・オライリー(ギター)。
テクニック志向を否定するかのような限りなくシンプルな演奏スタイルは、静かでいて芯がある。フィドル奏者必聴の一枚。

Sample1
Sample2
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Pat O'Connor (パット・オコナー) The Green Mountain                     2000年発売
価格: \ 2,500- 
パット・オコナーはクレア州エニス出身の比較的遅咲きのフィドル奏者。
周囲に押されてようやく踏み切ったパットのファーストアルバムは、ひときわ異彩を放つ衝撃的
な一枚。パットの指先から次々と溢れ出す音楽は、やや荒削りなところと天性のリズム感が
絶妙なバランスを生み、聴く者の心をつかんで離さない。シンプルでいて懐が深く、どこか切
ないパットのフィドルは耳に心地よく、いつの間にかパットの音の世界へ引き込まれてしまう。
クエンティン・クーパーの冒険心たっぷりのギター伴奏はアルバムにユーモアを添え、アコーディ
オン奏者ジョセフィン・マーシュとのフィドル二重奏は、悲しくも美しいアイルランド音楽の魅力
をこれでもかと聴かせてくれる。
今は亡きフィドル奏者たちを彷彿させると評価されるパットの演奏スタイルは、まるで近年の
アイルランド音楽に逆行するかのようだ。

Sample1
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Pat O'Connor (パット・オコナー) The Humours of Derrybeha                 2004年発売
価格: \ 2,500- 
パットのセカンドアルバムは、ファーストアルバムよりもややトーンを抑え、落ち着いた雰囲気。
それでも、他のどのフィドル奏者とも似つかないレパートリーと個性的なアレンジは、今回も健
在。
春の早朝、自宅の前で自ら録音したという鳥たちのさえずりと木の枝から落ちる水滴の音から
始まるこのアルバム、パットの愛する自然と音楽がうまく調和していて美しい。
エニスの出身でありながら東クレアの音楽にどっぷりと漬かってきたパットの演奏はどこまでも優
しく、時に耐え難いほど悲しい。テクニックで飾らない、むしろもっと深いところから迫ってくるかの
ような凄みのあるパットのフィドルは、特にソロトラックで顕著。
レコーディングの際、故意に施されたかすれたサウンドもアルバムに古めかしさを添えており、効
果的だ。
ゲストにブレンダン・ハーティー(ギター)、オーイン・オニール(ブズーキ)、リオン・アグニュー(フル
ート)、メアリー・マクナマラ(コンサーティーナ)。

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Vincent Griffin (ヴィンセント・グリフィン) Master Fiddler Vincent Griffin and Friends     2012年発売
価格: \ 2,500- 
今やアイルランドを代表する名フィドラーの一人に数えられるヴィンセント・グリフィン。
80歳を優に超えた2012年、彼の人生で3枚目となるソロアルバムを発表。ヴィンセントは数多
くの優れたアイルランドの音楽家たちが働くロンドンで1960年代を過ごし、ここでショーン・マグ
ワイアやブレンダン・マッグリンチーといった出身地の異なるミュージシャンらと交流を重ねた。故
郷東クレアのフィークルに戻ったヴィンセントのフィドルスタイルは、それ故ユニヴァーサルで個性
的だ。
マーティン・ヘイズやメアリー・マクナマラ、アンドリュー・マクナマラなど東クレアが輩出した音楽家
たちが幼い頃、手ほどきを受けたのもこのヴィンセントからである。
アルバムのゲストはシェイマス・バグラー(アコーディオン)、ティム・コリンズ(コンサーティーナ)、ジ
ェッド・フォーリー(ギター)、ポードリック・オライリー(ピアノ)他。
おおらかで寛容、それでいて存在感のあるヴィンセントのフィドル。この世代の音楽家にしか出
せない音がある。

Sample1
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Claire Keville (クレア・ケヴィル) The Daisy Field                        2009年発売
価格: \ 2,500- 
ゴールウェイ州出身のコンサーティーナ奏者クレアは、クレアFMのプレゼンターとしても知られる。
「アイルランドの音楽は競うものではない」、「古き良き時代のミュージシャンたちが残した音楽の遺産を受け継いでいくのが次世代の役割」と自身の音楽を語るクレア。アイルランド伝統音楽へのひたむきな情熱と敬意を、厳選された曲とアレンジの中にしっかりと込め、成熟したアルバムが完成した。
大学でピアノを専攻していたというクレアのチェンバロによるトラックも収録。ハープで演奏されるのが一般的なオキャロランの曲だが、チェンバロというアイルランド音楽では珍しい楽器でこのバロック時代の曲に挑戦している。
ゲストに妹のブリーダ・ケヴィル(フィドル)、リアム・ルイス(フィドル)、テレンス・オライリー(ギター)、ジェラルディン・コッター(ピアノ)。
近年に入ってアイルランド音楽が急激な変化を遂げる中、クレアのような古い世代の音楽を尊ぶミュージシャンの存在にはほっとさせられる。

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Dave Flynn (デイヴ・フリン) Contemporary Traditional Irish Guitar                 2009年発売
価格: \ 2,500- 
ダブリン出身のデイヴ・フリンのソロアルバム。
このアルバムで使われる楽器はデイヴのギター、一本のみ。アイルランド音楽の曲は作者不詳の古い曲がほとんどだが、近年ミュージシャンらによって作曲された曲もそれに混じって演奏されている。デイヴの今回のアルバムは、あえてこれらの新しい曲に着目した形だ。収録曲はすべて近年作曲されたものだが、既にアイルランドにおいてアイルランドの曲として認知され、支持を集めているものがほとんど。アルバムの三分の二がゴールウェイのフィドル奏者、パディー・ファヒーによるもので、アイルランド音楽における彼の曲への根強い人気と魅力がうかがえる。
アルバムタイトルにもある通り、伝統音楽でありながらコンテンポラリー、また伝統音楽は古いものを受け継ぐだけでなく、新しいものを取り入れながら流動するもの・・それがデイヴの伝えたいメッセージなのだろう。
アイルランド音楽におけるギターの歴史は浅くそれも伴奏が中心だが、そのギターでここまでの世界が作られるのは感動的。

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Helen Hayes (ヘレン・ヘイズ) Today, Tomorrow and on Sunday               2008年発売
価格: \ 2,500- 
ヘレンの父、Pジョー・ヘイズはクレア州を代表するタラケーリーバンドのリーダーを務めたフィドル奏者。ヘイズ家にはフィドルの伝統が色濃いが、歌もまたこよなく愛されていたという。
アルバムはアイルランド各地から集められた歌が中心だが、ヘレンの歌には彼女の育った東クレアの音楽が脈々と流れている。決して急がず、飾らず、歌本来の美しさを最も引き出す方法でこちらに語りかけてくる。華やかさこそないが、アイルランドで歌をうたう際に最も大切とされる歌詞の内容が歌全体から伝わってくるのは、彼女が真に心から歌を表現しているからだろう。
兄マーティン・ヘイズ(フィドル/ヴィオラ)、デニス・カヒル(ギター/マンドリン/ブズーキ)、ジョン・ウィリアムス(アコーディオン)による伴奏もヘレンの繊細な声にしっとりなじみ、邪魔をしない。
アイルランドの静けさ、優しさ、たくましさが同居するヘレンの最初で最後のアルバム。

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Pat O'Connor & Eoghan O'Sullivan  Conversation At the Crosses        2009年発売
(パット・オコナー&オーイン・オサリヴァン)                                    価格: \ 2,500- 
東クレアをベースに活動するフィドル奏者パットと、コークが誇るアコーディオン、フルート奏者オーインが組んだデュオアルバム。
音楽のバックグラウンドもレパートリーも異なるはずの二人だが、衝撃的な出会いをしてから数年、フェスティバルやパブセッションで常に弾いているだけあって息はぴったり。この二人が得意とするぐいぐいと引っ張られるようなリズムがたまらない。
「アイルランド音楽は地域や家柄ではなく、今や個人が発信していく時代」と言い切る二人ならではの成熟した音楽が詰まった一枚。
アルバムは、西クレアのパブでとある冬の午後に録音された音源が中心だが、ライブアルバムとは志向が違う。パブでの録音の目的は、何と言っても二人が最もリラックスできるから。暖炉の薪がはじける音、お酒、音楽を熟知したリスナーたちのささやき・・・アイルランド音楽にとってこれほど恵まれた場所は他にない。このアルバムはパフォーマンスでなく、まさに二人のミュージシャンの会話と言えよう。

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Mary MacNamara & Andrew MacNamara  Open Hearth              2005年発売
(メアリー・マクナマラ&アンドリューマクナマラ)                                  価格: \ 2,500- 
東クレア、タラ出身の姉弟メアリー(コンサーティーナ)とアンドリュー・マクナマラ(アコーディオン)によるこのアルバムは、彼らが長年あたためてきた思いが形になった意欲作。
しだいに忘れ去られるこの地域ならではの曲、数多くのヴァージョン。タラ、フィークル地域で知られたビル・オマーリー(フィドル)とジョー・バーン(ホイッスル)というローカルミュージシャンの古い録音とメアリー、アンドリューの記憶をもとにもう一度命を吹き込んだ、とても興味深い作品。
メアリーとアンドリューは幼い頃から彼らの演奏を聴いて育った。アルバムに派手さはないが、彼らの音楽のルーツとも言える曲たちが極めてシンプルに、かつ生き生きと演奏されている。
アルバムのタイトル「Open Hearth」とは、カバージャケットにある昔ながらの暖炉のこと。今は亡き彼らの友人宅で撮られたもの。

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Andrew MacNamara and The Lahawns
The Best of Andrew MacNamara and The Lahawns                                      2008年発売
(アンドリュー・マクナマラ&ラホーンズ)                                              価格: \ 2,500- 
ここ東クレアにある町、タラで生まれ育ったアンドリュー・マクナマラは、アイルランド屈指のアコーディオン奏者。アンドリューがリーダーを務める名バンド、「ラホーンズ」のライブアルバムから選りすぐりのトラックが入ったこのベスト盤は、音楽のみなぎるエネルギー、ダンサーたちの激しいステップ、熱狂する人々の歓声と、まさに興奮冷めやらぬ一枚。
ケーリーなどダンサーたちのための音楽を得意とするアンドリューだが、このアルバムではフィドル、ピアノ、ギター、ドラムス、バウロンをしたがえ、アンドリューの軽快なアコーディオンが20トラックを通して駆け抜ける。スピーディーでリズミックなリールとジグの合間には、優雅で親しみのあるワルツ。アンドリューの音楽は、ユーモア、喜び、悲哀、希望といった表情が実に豊か。
アイルランド音楽の歓喜、ライブアルバムの最高峰が堪能できる作品。

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John Canny, Kevin Carey & Terence O'Reilly  Suantrai           2001年発売
(ジョン・カニー、ケヴィン・ケアリー&テレンス・オライリー)                             価格: \ 2,500- 
東クレア出身のジョン・カニー(アコーディオン)に、リムリック出身で現在は共にクレアに暮らすケヴィン(フィドル)とテレンス(ギター)が参加して出来上がったユニット。
アコーディオン、フィドルにギターの伴奏とは一見ありきたりだが、アルバムの仕上がりはかなり個性的。
ケヴィンによる自作の曲の数々、異国情緒あふれるワルツを操るジョンのソロ、テレンスのギター伴奏による歌はどこか物悲しくて心に沁みる。一方ではジグやリールが軽快なリズムで、しかし時にはしっとりと演奏され、アルバムにメリハリを与える。自作の曲良し、フランスのワルツ良し、歌も良し。この許容範囲の広さがまさにアイルランド音楽の世界と言っていいだろう。
特にこのアルバムでは、これらの多彩な要素が入り混じりながらもぴたりとマッチし、哀愁漂う独特のムードを作り出すことに成功している。

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Paddy Canny & P.J. Hayes  Meet Paddy Canny & P.J. Hayes             1959年発売
(パディー・カニー&ピージェイ・ヘイズ)                                      価格: \ 2,500- 
共に東クレア出身で少年時代から交流のあったフィドル奏者、パディー・カニーとPジョー・ヘイズ。互いの家を自転車で往復しながら共にフィドルを学び、のちにアイルランド全国に名を知られるまでになった才気溢れる二人のフィドラーによる貴重なデュオアルバム。
1959年にダブリンレコードから発売されたLP盤がオリジナルの本作品だが、今でも多くの人が刺激を受け、愛してやまない名盤中の名盤だ。
パディーの一度聴いたら忘れないフィドルの音色、地方色豊かな選曲の数々、そして何といっても二人が創り出すリフトの効いた抜群のリズムはまさに驚異的と言えよう。ダンサーたちに最も愛されたタラケーリーバンドを引っ張ってきた二人の原点が、ここに在る。
クレア州キルメイリー出身の同じくタラケーリーバンドの元メンバー、ピーター・オロックリン(フルート)、伴奏にダブリンの女性ピアニスト、ブライディー・ラファティーが参加している。
アイルランド音楽の変遷において、誰もが高く評価する歴史的作品。

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